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安全運転管理者の選任義務違反等に係る罰則が厳格化されます


安全運転管理者の選任義務違反等に係る罰則の厳格化の概要
令和4年10月1日
より安全運転管理者の選任義務違反に係る罰則が厳罰化されます。
安全運転管理者の選任義務違反や解任命令違反等は改正前は5万円以下の罰金とされていましたが
改正後は50万円以下の罰金に引き上げられます。


厳罰化の背景
2021年千葉県八街市で起きた飲酒運転のトラックによる事故が記憶に新しいですが
この事故をきっかけに白ナンバー事業書でもアルコールチェックを行うことが義務化されました。
この事故を起こした会社は安全運転管理者を選任しておらず、会社と同社代表取締役の男性が
道路交通法違反の罪で起訴され、それぞれ罰金5万円の略式命令が出されています。(法人両罰)
こういった背景から安全運転管理者の未選任事業等への罰則が大幅に強化されることになりました。


罰則の内容について
安全運転管理者の選任義務違反      5万円以下の罰金→50万円以下の罰金
副安全運転管理者の選任義務違反     5万円以下の罰金→50万円以下の罰金
安全運転管理者の解任命令違反      5万円以下の罰金→50万円以下の罰金
安全運転確保のための是正措置命令違反  新設規定→50万円以下の罰金
安全運転管理者等の選任解任届出義務違反 2万円以下の罰金または科料→5万円以下の罰金



安全運転管理者未選任事業所の把握について
警察庁から各都道府県警察に対し、未選任事業所の把握施策の指示が出ています。
・車庫証明の情報を基に、未選任事業所の効果的・効率的な把握に努めること
・選任事業所に関する情報を各都道府県警察のウェブサイトに掲載する
・業務中の飲酒運転等を検挙した場合には、その背後責任について徹底した捜査を行い、
 安全運転管理者の選任の有無やその業務の実施状況について確認を行う


参照ページ
https://www.npa.go.jp/laws/notification/koutuu/kouki/309innsyuunntennnobousinimuketajigyuosyahenosyuuti.pdf
https://www.npa.go.jp/laws/notification/tuutatuanzenuntenkanri.pdf
https://www.npa.go.jp/laws/kaisei/03_anbunriyu.pdf

 

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